禁煙外来を受診しませんか禁煙外来を受診しませんか

1.禁煙外来とは

一人では禁煙を達成することは困難ですが、カウンセリングや生活指導を受けながらニコチンパッチなどの禁煙補助薬を使用して禁煙を目指します。
禁煙治療を受けるのは12週間に計5回の通院が必要です。対面診療とオンライン診療を選択できますのでご相談ください。
禁煙外来の流れ禁煙外来の流れ

2.禁煙して心身の健康を取り戻しましょう!

タバコには5,300種類以上の化学物質と70種類以上の発がん物質が含まれています。心疾患、脳疾患、肺疾患、糖尿病などさまざまな生活習習慣病を引き起こすほか、肺がんに限らず多くのがんの原因になります。
禁煙イラスト禁煙イラスト
厚労省、日本呼吸器学会においても、
タバコの種類に関係なく健康被害が報告されており、
全てのタバコの使用を控えることを推奨しております。

3.加熱式タバコや電子タバコも禁煙外来の対象です

①紙巻きタバコ従来のたばこ葉に火をつけ吸うタイプ
②加熱式タバコ電気式専用器具を使ってたばこ葉を加熱し、発生するエアロゾル(蒸気)を吸引するタイプ
③新型タバコ(電子タバコ)ある種の液体を加熱してエアロゾルを発生させ、吸引するタイプ
紙巻きタバコから加熱式タバコや電子タバコに
切り替えることは禁煙にはなりません!!

4.タバコをやめると大きなメリットがあります

①病気のリスクが下がる
禁煙すると、すぐ体内に変化が現れ、時間の経過とともに様々な病気のリスクが低下し、体の機能が改善します。
禁煙と病気のリスク禁煙と病気のリスク
②お金が貯まる
1日1箱吸う人は、タバコ代も膨大。禁煙するとそのお金で色々なことができます。
禁煙とお金禁煙とお金

5.ニコチンへの依存度をチェックしてみましょう

★次の10項目について、当てはまるチェックの数を合計してください。★
□ 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがある
□ 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがある
□ 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがある
□ 禁煙したり本数を減らしたとき、以下の症状が出たことがある(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
□ 問4で出た症状を消すために、またタバコを吸い始めることがある
□ 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがある
□ タバコが原因で自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがある
□ タバコが原因で自分に精神的問題(神経質、不安、抑うつ)が起きているとわかっていても、吸うことがある
□ 自分がタバコに依存していると感じることがある
□ タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かあった
★採点結果(チェックの数)★
* 禁煙治療に保険が適用されるかどうかの  チェックではありません
0~3個
ニコチン依存度が低いライトスモーカーです
4~6個
ニコチン依存度が普通のミドルスモーカーです
7~10個
ニコチン依存度が高いヘビースモーカーです

6.保険適用/費用について

次のすべての項目に当てはまる場合、禁煙外来を保険適応で受けることができます。
・ タバコ依存症に係るスクリーニングテストでニコチン依存症と診断されること
・ 【1日の喫煙本数×喫煙年数】が200以上であること
・ 直ちに禁煙する意思があること
・ 禁煙治療を受けることに文書で同意すること
保険適用(3割負担の方)8,000円~10,000円
・医師の判断により金額が前後します。
・保険適用は禁煙外来開始から12週間です。
・オンライン診療の場合はお薬の送料などの実費負担が発生する場合があります。
● 中央区において『禁煙外来医療費助成』を行っています。
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