
50歳以上の方へ
水痘(水ぼうそう)にかかったことのある方の帯状疱疹予防として、ワクチン接種が勧められています。
当院では、水痘ワクチン(生ワクチン)とシングリックス(不活化ワクチン)
による予防接種を行っております。
★要予約★
| 定期予防接種 | 任意接種助成 | |
|---|---|---|
| 対象者 |
以下の①~④のいずれかに該当する方 ①年度中に65歳になる方 ②年度中に70、75、80、85、90、95、100歳になる方(5年間の経過措置) ③年度中に101歳以上の方(令和7年度のみ) ④接種日時点で60~64歳のヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に身体障害者手帳1級相当の障害を有する方 |
【原則】接種日時点で以下の①~④の全てに該当する方 ①50~64歳の方 ②中央区に住民登録がある方 ③これまでに公費による帯状疱疹ワクチンの接種費用の助成を受けたことがない方 ④帯状疱疹定期接種の対象者でない方 【経過措置】以下の①~④の全てに該当する方 ①令和6年度中にシングリックスで1回目接種を受けた方 ②シングリックスでの2回目接種が完了していない方 ③予診票の有効期限内の方 ④令和7年度の帯状疱疹定期接種の対象者でない方 |
| 定期予防接種 |
|---|
| 対象者 |
|
以下の①~④のいずれかに該当する方 ①年度中に65歳になる方 ②年度中に70、75、80、85、90、95、100歳になる方(5年間の経過措置) ③年度中に101歳以上の方(令和7年度のみ) ④接種日時点で60~64歳のヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に身体障害者手帳1級相当の障害を有する方 |
| 任意接種助成 |
|---|
| 対象者 |
|
【原則】接種日時点で以下の①~④の全てに該当する方 ①50~64歳の方 ②中央区に住民登録がある方 ③これまでに公費による帯状疱疹ワクチンの接種費用の助成を受けたことがない方 ④帯状疱疹定期接種の対象者でない方 【経過措置】以下の①~④の全てに該当する方 ①令和6年度中にシングリックスで1回目接種を受けた方 ②シングリックスでの2回目接種が完了していない方 ③予診票の有効期限内の方 ④令和7年度の帯状疱疹定期接種の対象者でない方 |
◎令和7年度中に60歳の誕生日を迎える方は誕生日の前日から接種が可能です。
◎シングリックスを使用して1回目の接種を任意接種として行っている場合は、定期接種としては残りの1回の接種のみ定期接種として取り扱われます。
◎任意予防接種で帯状疱疹の接種が完了している方は定期予防接種の対象外です。
◎当院で定期接種の助成が使用できるのは東京23区内の方のみとなります。予診票がお手元にない方は、必ず事前に自治体にて予診票を申請してください。
初期症状は皮膚の痛みやかゆみ、その後に発疹や水ぶくれ(水疱)が帯状に現れます。
帯状疱疹の原因は“水痘・帯状疱疹ウイルス”です。
| ①水痘(水ぼうそう) | はじめて感染したときは水ぼうそうとして発症します。 |
|---|---|
| ②潜伏感染 | 治った後もウイルスは症状を出さない状態で体内に潜んでおり、普段は免疫力によって活動が抑えられています。ウイルス感染から帯状疱疹が発症するまでの期間は一定ではないといわれています。 |
| ③免疫力低下 | 加齢やストレスなどで免疫力が低下すると、症状を出さない状態で体内に潜んでいたウイルスが暴れだし帯状疱疹を発症します。 |
| ④帯状疱疹 | ウイルスは、神経に沿って移動、皮膚に到達し、帯状疱疹を発症します。この際、ウイルスは神経を傷つけながら皮膚に向かうため、多くの場合は皮膚症状が現れる数日前に痛みが生じます。 |
長い間痛みが続く帯状疱疹後神経痛(PHN)は、
50歳以上では約2割の患者さんに起こる後遺症です。
帯状疱疹の合併症として、頭痛や発熱などの全身症状や、目や耳の障害が現れることがあります。
帯状疱疹には、予防するワクチンがあります。対象年齢は50歳以上です。
■ 接種料金
| ワクチン | 価格(1回分) | 接種回数 | 接種間隔 | |
| 2回目 | 3回目 | |||
| 帯状疱疹ワクチン | 1回目 22,000円 | 2回 | 2ヶ月後 | ─ |
| 2回目 22,000円 | ||||
Q.以前帯状疱疹にかかったことがある場合、ワクチンを接種できますか。
A.接種できます。
一度かかった人でも、体の免疫力が低下すると再びかかる可能性があるため、帯状疱疹の予防が大切です。
Q.帯状疱疹は人にうつりますか。
A.帯状疱疹としてうつることはありません。
帯状疱疹は、体内に潜伏しているウイルスが原因で発症するため、他の人から帯状疱疹としてうつることはありません。ただし、まだ水ぼうそうにかかったことがない人は、ウイルスの感染で水ぼうそうを発症することがあります。
※水ぼうそうの入院患者のうち、約3割は帯状疱疹が感染源だったと報告されています。
Q.帯状疱疹に繰り返しかかりますか。
A.かかることがあります。
帯状疱疹は、一度発症したら二度とかからないわけではなく、約6割の割合で繰り返し発症することがあります。帯状疱疹にかかると、その原因となる「水痘・帯状疱疹ウイルス」への免疫ができますが、その後疲労やストレスなどによって免疫力が低下すると再発することがあります。1年以内に再発するケースは極めてまれです。
Q.水ぼうそうにかかったことがあるかどうかわからないが、帯状疱疹になる可能性はありますか。
A.帯状疱疹になる可能性はあります。
水ぼうそうの症状が出ていなくてもウイルスが体内に入り込み潜んでいる場合があります。ウイルスを体内にもっていた場合は、帯状疱疹になる可能性があります。
Q.帯状疱疹と単純ヘルペスの違いは?
A.帯状疱疹は「水痘・帯状疱疹ウイルス」、単純ヘルペスは「単純ヘルペスウイルス」の感染によって起こります。
両ウイルスはとてもよく似ており、両方とも、一度感染すると一生涯体の中に潜んでいて、免疫力が落ちたときに症状が出てきます。水ぶくれ(水疱)や痛みが出る症状も同じですが、帯状疱疹が主に上半身の片側に帯状にできるのに対し、単純ヘルペスは口の周りや性器などにできます。一般的に、帯状疱疹の方が症状の範囲が広く、痛みも強く、後遺症が残ることがあるといわれています。また、帯状疱疹にはワクチンがあり予防できますが、単純ヘルペスに対するワクチンは現時点ではありません。
Q.帯状疱疹を予防するワクチンはどういったものがありますか。
A.生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。
【水痘ワクチン】
・弱毒化ウイルスの生ワクチン
※生ワクチンは、病原性を弱めた細菌やウイルスそのものを成分としたワクチンです。
・1回接種
【シングリックス】
・遺伝子組み換え法の不活化ワクチン
※不活化ワクチンは、病原性をなくした細菌やウイルスの一部を成分としたワクチンです。
・2ヶ月間隔で2回接種
Q.ワクチンの接種によって帯状疱疹が出ることはありますか。
A.稀に水痘ワクチンの接種後に帯状疱疹を発症したとの報告があります。
水痘ワクチンが市販されてから25年間に集積されたワクチン株由来の帯状疱疹症例は5例です。ワクチン株由来の帯状疱疹発生率のほうが水痘自然感染後の帯状疱疹発生率と比べはるかに低いといえます。
Q.水痘罹患の記憶がない場合、ワクチン接種はどうすべきですか。
A.一般的には免疫の有無を確かめることなくワクチンを接種して差し支えありません。
免疫があるかどうかは、抗体価を測定して確かめることができます。また、水痘・帯状疱疹ウイルスに対する細胞性免疫の有無をみる方法として水痘抗原による皮内テストがあります。(※当院では取扱いなし)
ただし、どれも時間と費用がかかるので、一般的には免疫を確かめることなく、ワクチン接種をして差し支えありません。それによって副反応の頻度や程度が強まるようなことはありません。